アレルギー検査の注意点
アレルギー検査には皮内反応をみる検査と血清IgEをみる検査の2種類があります。それぞれ利点と欠点がありますが、日本国内では主に血清IgE検査をおこなっています。
アレルギー検査結果は通常、−、1+〜4+など、反応の強さに応じて示されています。反応が強いほど症状が強いという誤解があるようですが、それは誤りですので注意してください。
大きく分けて2つあります。スクリーニングというグループ分けをして、その後その中のどれかを同定していく検査機関と、一度に同定までしてしまう検査機関があります。ここで検査機関名を具体的に掲げるのは問題があるので差し控えます。問題となるのは検査の特異性と感受性であります。ある検査機関では、偽陽性率が高いために検査精度が悪いといわれております。あるメーカーは皮内反応と同等の検査結果が得られるといわれています。メーカーによってはその検査結果に信頼性をおくことができないために無駄になる可能性があるのです。つまり、単純に検査をすればいいというわけではないのです。
食事の検査結果については、どの検査メーカーであっても信頼できません。総ての検査結果が陰性であっても食事アレルギーをもっていないとは言えないのです。よって、除去食試験は血清IgE検査に関係なく実施せねばならないのです。